ビールサーバーはあるけど炭酸水も作りたい方向け商品
飲食店やご家庭で、いつもビールサーバーを使っているよ。
そんな方も多くいらっしゃると思います。
すでにガスボンベや減圧弁もあるわけですから、あと必要な部品を揃えれば
炭酸水が作れるわけです。
この記事では、ビールサーバーも使いたいけど、炭酸水も作りたい!
そんな要望にお答えして余計なものは省いて、追加で必要な部品のみを紹介いたします。
使い方等も併せてご覧いただき、購入後の参考にされてくださいね。
ビールサーバー以外に必要な部品
必要な部品は次の通りです。
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この2つの商品があると、ビールサーバーと炭酸水を作るための部品が揃うと思います。
お手元の器具と併せて一応確認してみてください。
炭酸ガスボンベ
減圧弁(レギュレーター)
2分岐接続コネクタ
炭酸ガス注入セット
(耐圧チューブ・接続コネクタ・炭酸注入キャップ)
それぞれ役割と使い方を説明いたしますね。
2分岐接続コネクタ
一つのガスボンベから、ビールサーバー側と炭酸水側へ、2分岐させる部品です。
ビールサーバーと 炭酸水両方を併用する際に必ず必要になります。
通常、減圧弁のタイプにはチューブの差し込み口が外径8mmのものと6mmのものがあります。なので、どちらにも対応出来るように、双方に対応する部品がついています。そのためほぼ全ての減圧弁(レギュレータ)に対応いたします。
また、ビールサーバーのガス圧(1.5〜2気圧程度)と炭酸水側(3.5気圧〜)の圧力が異なるため、炭酸水側はもちろん、ビールサーバー側にも開閉式バルブが付いています。
これでビールサーバーの泡のコンディションも保てますね。
2分岐接続コネクタの使い方
- ビールサーバー側のバルブを開けて、いつものガス圧でセットします。
このとき炭酸水側は閉じておきます。
- 炭酸水を作る時はビールサーバー側のバルブを閉じます。
- 減圧弁のガス圧を上げて炭酸水を作ります。
- 炭酸水を作り終わったら、炭酸水側のバルブを閉じます。
- 減圧弁のガス圧をビールサーバーに戻します。
- ビールサーバー側のバルブを開けて終了。
逆止弁付炭酸ガス注入セット
- 炭酸注入キャップ
- 耐圧チューブ
- 接続コネクタ(ワンタッチ脱着式)
- エアークッション(安全対策)
- 炭酸水の作り方マニュアル
上記の内容でセットになっています。部品はすべて国産品を使用しています。
注入キャップは炭酸ガス注入中やチューブを外した時に飲料が逆流しないので安心です。
ガスが充填されると自動で止まる仕組みになっています。
炭酸水の作り方は別途解説していますのでこちらを参照ください。
強炭酸水の作り方
キャップの個数で迷った場合はこちらを参照ください。
キャップの個数の違い、何個くらいが目安?
導入にあたってのポイント
炭酸水を手作りするにあたって一番コスパの良い部品を紹介してきました。
ビールサーバーの環境があるとこんなにも簡単に炭酸水が作れるんですね。
その反面、注意しなければいけないこともありますので、
事前にポイントを抑えておくと良いです。
- 減圧弁の出力は十分か?
- キッチン(作業場)の動線は良いか?
減圧弁のタイプにもよりますが、通常ビールサーバーに使用してあるものですと3.5気圧〜4.0気圧のものになると思います。
冷やした浄水(5℃)に炭酸ガスを注入した場合、3.8気圧程度で強炭酸水が作れますが、減圧弁も古くなりますと劣化して、メモリに書いてある通りのガス圧が出ない場合もあります。
これはあくまでも事例ですので、全部がそうでは無いですが、ある程度は頭に入れておく必要があります。
もう一つはキッチン(作業場)の動線です。ビールサーバーが置いてある場所近くで炭酸水を作る場合を想定しておくと良いです。冷蔵庫の近くにあると出し入れするにも便利ですよ。
いかがでしたでしょうか。この2つのポイントがうまくいかないと、ビールサーバーとの併用から結局、炭酸水専用でボンベの手配と減圧弁を別途購入ということになりかねませんので、検討材料の一つとしておいてくださいね。
何れにせよ、ビールサーバーにも対応した減圧弁も後で別途購入できますので、まずは試しにというところではおすすめいたします。