スタンダードモデル8気圧-マニュアル
スタンダードHVモデル | スタンダードモデル |
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contents
炭酸水をつくる前の基本的考え
強炭酸水の作り方 動画解説
各部の名称
キャップ接続の仕方・外し方
接続コネクタと接続
エコバルブの使い方(HVモデルのみ)
減圧弁(レギュレーター)の取り付け
強炭酸水の作り方
思うように炭酸が入らない場合は?
飲料の温度で違う、炭酸ガス気圧と濃度の関係
飲料別おすすめ炭酸濃度
メンテナンス用品のご案内
キャップのメンテナンス
ソーダシェイカーのご案内
基本的な考え
強炭酸水の作り方の基本は、水の中に炭酸ガスを溶け込ませる事です。
この溶け込ませる作業を撹拌/かくはん(ボトルシェイク)といい、炭酸ガスを注入しながらペットボトル内を振動させることにより炭酸ガスが水に溶け込んでいきます。
もともと炭酸ガスは水に溶け込みやすい性質をもっていますので、その性質を利用してガスの圧力やボトルシェイクの強弱で、炭酸飽和状態における炭酸ガスの量を高めていく事が、なにより強い炭酸水を作ることになります。
ご購入頂いた器具や手順の解説を参照していただきながら、強炭酸水の作り方を紹介します。
まずは次の動画を御覧いただくと簡単に強炭酸水が作れることが解ると思います。
強炭酸水の作り方 解説動画
減圧弁(レギュレーター)の機種によって違いはありますが、ボトルシェイクの仕方はすべて同じです。実際に炭酸水を作っているところをご覧ください。
※動画は当社製品のLシリーズを使用しています。
動画では素手で行っていますが、危険防止のためにエアークッションに入れて、安全性を確保した上で行ってください。
各部の名称
逆止弁付き炭酸注入キャップ | スタンダード8気圧減圧弁 | エコバルブ(HVシリーズのみ) |
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炭酸ガス注入時に内部飲料の逆流を防止しますので安心・安全です。 |
1〜8気圧で圧力調整可能。耐久性にすぐれ業務用としてご利用いただけます。常温(17℃)の浄水から超強炭酸水がつくれます。 |
3つのメリット |
接続コネクタ(8mm-6mm) | 耐圧チューブ(外径8mm) | エアークッション |
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一度差し込むと水もガスもまらしません。 |
耐久性と柔軟性を兼ね備えた国産品耐圧チューブ。無臭で炭酸水作りに向いています。 |
炭酸注入時に容器を入れて安全性を高めます。 |
接続の仕方・外し方
キャップの接続と外し方
- フタを外す
キャップ上部に付いているフタを外します。フタのフチにあるリングを引き上げた状態で、キャップ側へ少し押し込んでから引き抜きます。
- フタをはめる
キャップ上部にフタをする時はぐっと深く差し込んでください。 。
- フタの役割
ガス注入時にはガスや液体は逆流することはありません。しかしアルコール類に注入する際は圧力が強くなり取り外し後に微量の吹き出しがある場合があります。異常ではありません。これを防ぐために素早くフタをします。ぐっと深く差し込んでください。
接続コネクタと接続
- キャップのフタを外す
キャップ先端についている黒いフタを外します。
- 接続コネクタを差し込む
注入キャップ先端には透明のチューブがついていますので、ここに接続コネクタを差し込みます。ぐっと深く差し込んでください。
- 接続コネクタを取り外す
接続コネクタの縁のリングを指でつまみ上げ、キャップ側へ少し押し込んだ後に引き抜きます。
ガスを注入するまえに必ず練習をしてコツを掴んでおいてください。ガス圧が入った時に無理に引っ張って留め金がチューブに食い込んで取れなくなる場合があります。
エコバルブの使い方(HVモデルのみ)
エコバルブの接続 | バルブの開閉 |
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キャップに近いところに接続しますので、ガスの開閉が手元で出来るので便利です。 |
連続して使い終わったら減圧弁とガスの元栓を締めて |
エコバルブ3つのメリット
- 手元で炭酸ガスの開閉ができるので便利に使えます。特に連続で使用する場合に役立ちます。
- 取り外しの際に放出されるチューブ内の炭酸ガスが放出されないのでエコです。ガスボンベがその分長持ちします。
- 接続部分にチューブ内の圧力がかからないので取り外しがスムーズになります。
動画はこちらをご覧下さい。エコバルブの使い方動画
※ガス注入後は減圧弁(レギュレーター)とミドボンの元栓は必ず締めて下さい。
(元栓を締め忘れると故障の原因になり耐久性が悪くなります。)
※減圧弁やエコバルブに不可がかかり続けますので、故障の原因になります。
※ガス圧を上げすぎるとエコバルブ故障の原因になります。
エコバルブはこちらで販売しています。
減圧弁の取り付けとチューブ接続
減圧弁(レギュレーター)をミドボンに取り付ける
レギュレーターをミドボンに接続します。スパナ等で増し締めしてください。
継手は接続に応じた力(トルク)でねじ込みを行ってください。また接続後は石鹸水等で漏れの確認を行ってください。密室でボンベ内のガスを放出するとガス中毒や窒息する場合があります。人間には問題なくても小動物などが死ぬおそれがありますので十分注意してください。
※減圧弁のネジのサイズは30mm。取り付けにはモンキーレンチやスパナが必要です。
耐圧チューブを取り付けます。
ワンタッチ式ですので深くグッと差し込んで下さい。
外すときは差込口の縁にあるリングを減圧弁側へ少し押し込んでチューブを引き抜きます。
やり方のポイントはキャップ・接続コネクタと同じ要領でおこなったください。
※チューブ内部にガス圧がかかっていると外れにくいです。必ずチューブ内部のガス圧を抜いて外して下さい。
減圧弁(レギュレーター)からチューブの外し方
通常はめったに外すことはありませんが減圧弁の点検や交換する時に外すこともあるので一応ポイントを抑えておくと良いです。
- 炭酸ガスボンベ(ミドボン)の元栓を締める。
- ペットボトルにつながっていないか確認。つながっていたら接続コネクタを外します。
- 減圧弁(レギュレーター)のガス圧を少し開けて内部のガスを放出します。
- 減圧弁の差込口縁にあるリングを減圧弁側へ少し押し込んでチューブを引き抜きます。
使用上の注意
炭酸飲料容器以外、「お茶」「水」「ジュース類」「ガラス瓶」等の容器は絶対に使用しないでください。破裂の恐れがあります。必ず炭酸飲料が入っている容器を使用します。
炭酸飲料用のペットボトルを使用します。市販の炭酸飲料が入っているものやホームセンター等で購入できます。お茶等の炭酸飲料以外の容器は使用すると破裂する恐れがありますので使用できません。くれぐれもご注意ください。
※炭酸飲料の空きボトルを再利用する場合は、キズなどがないか、古くないか確かめてご利用ください。
輸入品の炭酸飲料容器には使用できません。
近年海外より輸入炭酸飲料が販売されていますが、キャップの口が合わないので使用できません。また、キャップが閉められたとしても、深さが違いますので、炭酸注入中にフタの縁から漏れてきたりします。必ず国産の炭酸飲料容器をお使いください。
開封時の持ち手の向きにご注意ください。
キャップ部分が自分の顔に向かないようにして開けてください。
通常使用ではありませんが安全対策として、ガスの圧力が高くなるとキャップが飛び出す可能性もあります。もし万が一のことを踏まえ顔に向けないようにご注意ください。
定期的な洗浄を行ってください。
本製品に使用されている部品はステンレス及び真鍮・樹脂等を使用しております。どちらも耐久性は優れますが、長期間使用しますと劣化いたします。
逆止弁接続部分は水道管のバルブにも使われている真鍮を使っていますので、独特の風合いにより自然に黄土色に変化するのが特徴です。サビではございませんが、気になる方は定期的に食器用洗剤につけ置きして水洗いしてください。
その他の注意事項
●取り扱い説明書にある規定圧力を遵守してご使用ください。(圧力を上げすぎると破裂して怪我をする恐れがあります。)
●使用時はゴーグルを着用し注入キャップを絶対に顔に向けないでください。厚手の手袋をして破裂による怪我を防いでください。
●冷蔵庫で保管される場合はキャップ部分が顔に向かないように、立てた状態で保管してください。
●小さなお子様の手の届くところに置かないようご注意ください。
●免責事項:本製品の使用によるいかなる傷害や損害賠償等が発生しても一切の責任は負いません。全て個人の責任において作業してください。
※耐圧容器以外や古い容器は使用しないでください。また、容器破裂による事故等も責任を負いません。必ず新しいものをご使用ください。
強炭酸水の作り方 手順
- ペットボトルに6割程度の浄水を入れて冷蔵庫(5℃)で冷やしておきます。炭酸注入時にシェイクしますので満水にはしません。
※必ず浄水器を通したものをご利用ください。水道水をそのまま使用しますとカルキ等の臭いが残る場合があります。
- エアークッションの中へボトルを入れます
- ペットボトルへ接続します
- ガスの元栓を開ける
- 減圧弁メモリを4気圧に設定する
- 炭酸ガスを注入しながらシェイクします
- 減圧弁(レギュレーター)を閉める
- ガスの元栓を閉める
- 接続コネクタの取り外し
- 専用フタをする
※炭酸ガスはペットボトル内部飲料の温度にとても敏感に反応するんです。
温度が高くなるほど炭酸ガスが溶け込みにくくなります。
たとえば冷やしていない浄水(15℃くらい)に炭酸ガスを注入する場合はガスの入りが極端に悪くなります。目安として覚えておくと良いです。
水の温度が低い=炭酸ガスが溶け込みやすい
水の温度が高い=炭酸ガスが溶け込みにくい
1.5Lのペットボトルが丁度入る大きさです。
注入時には必ずエアークッションを使用します。面倒でも安全のために行ってください。
良く冷えたペットボトルに接続コネクタを取り付けます。
強炭酸の作り方ポイント
この時に容器を凹ませて中の空気を完全に出しておきます。
強炭酸にするために必ず行ってください。内部の空気を抜いておくことで炭酸ガスがその分入りやすくなります。
空気の抜き方はキャップを締める前に容器を凹ませてキャップを締めるとよいです。内部の空気が完全に抜けた状態から炭酸ガスを注入すると、より強い炭酸水になります。
2〜3回転あけます。(全開でなくても良い)
反時計回りに2〜3回まわします。
減圧弁のメモリを4気圧に設定します。目安が1.5、3、6とありますので
3.と6の中間あたりにセットしてください。
炭酸ガスを注入しながら容器を真横にし100回程度しっかりシェイクます。
シェイクすることにより炭酸ガスを水に溶け込ませます。
溶け込んだ分容器がさらに凹みますのでその分炭酸ガスが再度注入されていきます。この繰り返しを炭酸飽和状態になるまで続けますが、概ねボトルシェイクの回数は100回程度行うと十分です。
ガスが入らなくなったら終了です。
※キャップが顔に向かないように注意してください。
メモリを0に戻して閉めます。機種により回す方向に注意します。
炭酸ガスの元栓を閉める。時計回りに回します。
接続コネクタを取り外します。コネクタのリングをつまみ上げ、キャップ側へ押し下げて継手部分を持ち上げるようにすると簡単に外せます。
ガス圧がかかっていますのでエコバルブが無い場合は少し固くなっています。
長時間保存用の専用フタをします。深く差し込んで完全に密封します。引っ張っても抜けないくらいにぐっと差し込んでください。
その後冷蔵庫で半日ほど寝かせます。そのままでも炭酸水として飲めますが冷蔵庫の中で寝かせることで炭酸水が溶け込んで安定しておいしくなります。
冷蔵庫の中で半日ほど保存しておくと炭酸ガスがさらに溶け込んで、まろやかで美味しい炭酸水になります。
どのメーカーでも同じことが言えますが、作りたては口当たりが荒い感じですが、半日ほど時間を置いたものは炭酸ガスはまろやかで口当たりの良い美味しい炭酸水になります。これは炭酸ガスの「冷やす事でさらに溶け込む性質」を利用した作り方でおすすめです。
思うように炭酸が入らない場合は?
環境や手順、減圧弁、逆止弁、炭酸ガスボンベ残量、浄水の温度など様々な要因で炭酸ガスが思うように注入できない場合もあります。その場合は以下の手順で対処してください。
- 炭酸容器に5分目くらい目安に浄水をいれ良く冷やしておく。(2℃〜3℃)
- 炭酸ガス注入前に中の空気を完全に出しておく。ガスの入る分量がそれだけ多くなります。
- しっかりシェイクして注入します。いつもよりハードにシェイクしてみてください。
- 注入後は冷蔵庫の中で1日程寝かせます。冷やすことで炭酸ガスが溶け込みやすくなります。
- それ以上のガス圧を求める場合はガス圧を5気圧に上げます。
※様々な要因で実際にはメモリ設定のガス圧が入っていない場合があります。
※付属のエアークッションに入れて安全確認の上で行ってください。
※当社実験結果より6.0気圧でも破裂することはありませんが、あくまでも自己責任で行ってください。
飲料の温度で違う、炭酸ガス気圧と濃度の関係
炭酸水を作る時の飲料の温度とガス圧の関係です。目安として覚えておくと良いです。
冷やした状態と常温では出来上がりが全然違うことがわかります。
炭酸ガスを注入する時の目安
・冷やした浄水(5℃)に炭酸ガスを注入した場合
2.0気圧 微炭酸水
3.0気圧 一般的な炭酸水
3.8気圧 強炭酸水
5.0気圧 超強炭酸水
6.0気圧 超強炭酸水+ (非推奨)
8.0気圧 超強炭酸水++ (非推奨)
・冷やしていない浄水(18℃/年平均)に炭酸ガスを注入した場合
2.0気圧 微炭酸水
3.0気圧 弱い炭酸水
3.8気圧 一般の炭酸水
5.0気圧 やや強い強炭酸水
6.0気圧 超強炭酸水
8.0気圧 超強炭酸水+ (非推奨)
※ボトルシェイク50回〜100回程度行った場合の強さ(当社比)
飲料別おすすめ炭酸濃度
飲料によってそれぞれ最適な炭酸濃度があります。
たとえば、炭酸が効いていないハイボールはおいしくないし、逆に炭酸が強すぎるスパークリングワインもおいしくないです。
炭酸と飲料が本来持っている美味しさを、お互いに引き立て合う炭酸濃度を表にまとめました。参考にされてください。また、詳しくまとめた炭酸レシピ集も併せてご覧下さい。
飲料名 | ガス圧 | 詳細ページ |
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一般的な炭酸水 | 4気圧 | 炭酸水を使ったレシピ / 飲料 |
強炭酸水 | 4.5〜5気圧 | 炭酸水を使ったレシピ / 飲料 |
気の抜けたビール | 2気圧〜2.5気圧 | 炭酸水を使ったレシピ / 飲料 |
ハイボール用炭酸水 | 5気圧〜5.5気圧 | 炭酸水を使ったレシピ / ハイボール |
スパークリングワイン | 1.5気圧〜2気圧 | 炭酸水を使ったレシピ / ワイン |
スパークリング冷酒 | 1.5気圧〜2気圧 | 炭酸水を使ったレシピ / 日本酒 |
料理・炭酸風呂・洗顔等 | 4気圧〜5気圧 | 炭酸水を使ったレシピ / その他 |
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追加用炭酸ガス注入キャップ | エコバルブ |
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接続コネクタ(8mm-6mm) | 専用フタ |
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交換用逆止弁バルブ | キャップ用チューブ |
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耐圧チューブ(外径8mm) | エアークッション |
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キャップのメンテナンス
炭酸ガスを注入した後、特にガス圧が強い場合など微量に吹き出す場合の対処法。
そういった場合は下図のように逆止弁を増し締めしてみてください。吹き出しが改善されると思います。
※内部パーツの消耗による原因の場合は改善されませんので予めご了承ください。
1,キャップ上部のネジの根本を固定します | 2,キャップ内部の逆止弁の根本を挟んで時計回りに増し締めします |
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ソーダシェイカー(電動式ボトル撹拌・シェイク機)のご案内
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毎回手動のシェイクでちょっと疲れてきたなと感じたら、こういった電動で炭酸水を作る機械も
ありますので、ご紹介させていただきます。
製品概要
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Beeタンの電動式ボトル撹拌機「ソーダシェイカー」
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