カクテル用語の解説1
- シェイク (Shake)
シェイクは、シェイカーを使って材料を氷とともに振り混ぜる技術です。激しく振ることで材料が均一に混ざり、冷たくクリーミーな仕上がりになります。空気が含まれ、滑らかな口当たりを生むため、果汁やクリーム、卵白を使うカクテル(例:「ホワイトレディ」や「ピニャコラーダ」)によく用いられます。
- スター (Stir)
スターは、ミキシンググラスを使い、氷と材料を静かにかき混ぜる手法です。シェイクに比べて空気を含まず、穏やかに冷却と希釈が行われます。繊細な風味を保つため、アルコール主体のカクテル(例:「マティーニ」や「マンハッタン」)に適しています。
- ビルド (Build)
ビルドは、材料を直接グラスに注ぎ入れるシンプルな技法です。層を作る場合もあり、炭酸系飲料を含むカクテル(例:「ジントニック」や「ラムコーク」)でよく使われます。初心者でも取り入れやすい方法です。
- ミキシンググラス (Mixing Glass)
ミキシンググラスはスターで使用する道具で、大きなガラス容器です。氷や材料を効率的に混ぜるために設計されており、安定した温度でカクテルを仕上げます。注ぎ口が付いたものや、デザイン性の高いものもあります。
- シェイカー (Shaker)
シェイカーは、シェイクするための必須アイテムです。主に「コブラーシェイカー」(3ピース構造)と「ボストンシェイカー」(2ピース構造)の2種類があり、それぞれの用途やスタイルに応じて選ばれます。
- ストレーナー (Strainer)
ストレーナーは、氷や果肉を除いて液体だけをグラスに注ぐための道具です。シェイカーやミキシンググラスと組み合わせて使用され、「ホーソンストレーナー」や「ジュレップストレーナー」などの種類があります。
- マドラー (Muddler)
マドラーは、ミントの葉やフルーツを潰して風味を引き出すための棒状の道具です。「モヒート」や「カイピリーニャ」などのカクテルで活躍します。素材には木製、ステンレス製、プラスチック製などがあります。
- グラスリム (Glass Rim)
グラスリムは、グラスの縁に塩や砂糖をつける技術です。主に「マルガリータ」や「ブラッディメアリー」で使われ、味や見た目のアクセントとなります。グラスを液体に浸し、塩や砂糖の上で転がして付けます。
- フレアバーテンディング (Flair Bartending)
フレアバーテンディングは、ボトルやシェイカーを使ったパフォーマンス技術で、バーテンダーが見せるエンターテインメントの一環です。視覚的に楽しませる要素が強く、プロフェッショナルなスキルが必要です。
- トッピング (Topping)
トッピングは、仕上げに炭酸水やジュースを注ぎ、軽やかな飲み口やバランスを整える技法です。「ジントニック」や「スプリッツァー」で炭酸水が使われる典型例です。
- ガーニッシュ (Garnish)
ガーニッシュは、カクテルを飾るための要素です。オレンジピール、ミントの葉、チェリーなどが用いられ、見た目を華やかにするだけでなく、香りや味わいにも影響を与えます。
カクテル用語の解説2
- ダブルストレイン (Double Strain)
液体を注ぐ際に、ストレーナーに加え細かい網(ファインストレーナー)を使って、氷片や果肉を徹底的に取り除く技術です。滑らかな飲み口を実現します。
- フロート (Float)
比重の異なる材料を重ねて注ぎ、層を作る技法です。「テキーラサンライズ」や「B-52」で使用されます。
- スワール (Swirl)
グラスを軽く回しながら材料を混ぜる技法で、シェイクやスターほど強く混ぜず、繊細な調整に使われます。
- クラッシュドアイス (Crushed Ice)
細かく砕いた氷のこと。冷却効果が高く、「モヒート」などのカクテルで使用されます。
- オンザロック (On the Rocks)
氷を入れたグラスにストレートでアルコールを注ぐ飲み方です。ウイスキーやラムなどでよく用いられます。
- ストレートアップ (Straight Up)
冷却したカクテルを氷を除いてグラスに注ぐスタイル。冷たいが氷が入っていない状態を指します。
- プレス (Press)
ソーダとトニックウォーターを1:1で割る技法です。「ウイスキープレス」などで使われます。
- ミスト (Mist)
細かいスプレー状の液体をグラスやカクテルの表面に吹きかける技術で、香り付けに用いられます。
- シャーベットスタイル (Sherbet Style)
シャーベット状の凍らせたフルーツやジュースを使ったスタイルで、特にデザートカクテルに適しています。
- ハーフ&ハーフ (Half & Half)
ミルクとクリームを混ぜた乳製品。濃厚なカクテルの材料として使用されます。
- スリング (Sling)
フルーツジュースや砂糖を加えた甘いカクテルの一種。「シンガポールスリング」が有名です。
- フィズ (Fizz)
炭酸水を使った軽やかなカクテルで、酸味と泡立ちが特徴です。「ジンフィズ」などがあります。
- スワン (Swann)
炭酸を控えめに加える技法で、泡を穏やかにしながら飲み口を軽くします。
- スパークリング (Sparkling)
スパークリングワインをベースにしたカクテルで、見た目が華やかです。「ミモザ」や「ベルリーニ」が有名です。
- ピール (Peel)
果物の皮を薄く剥き、香り付けや装飾に使う技術です。レモンピールやオレンジピールが典型的です。
- シュガーシロップ (Sugar Syrup)
砂糖を溶かして作った甘味料で、甘みを加える際に便利です。「ダイキリ」や「ウイスキーサワー」で使用されます。
- インフューズ (Infuse)
ハーブやフルーツをアルコールに浸して香りを移す技術。独自の風味を加えることができます。
- ラフカット (Rough Cut)
不均一な大きさのフルーツやハーブを用いる技術で、カジュアルな仕上がりを演出します。
- ブレンド (Blend)
ブレンダー(ミキサー)を使って材料を撹拌する方法。「ピニャコラーダ」や「フローズンダイキリ」で用いられます。
- チャンク (Chunk)
大きめにカットされた氷や果実を指し、カクテルにボリューム感を与えます。
カクテル用語の解説3
- ビターズ (Bitters)
香り付けや風味を引き立てるために少量使う苦味のある液体。アングスチュラビターズが代表例です。
- スピリッツ (Spirits)
ジン、ウォッカ、ラム、テキーラなどの蒸留酒の総称。カクテルのベースとなる主要なアルコールです。
- ネグローニスタイル (Negroni Style)
カンパリ、スイートベルモット、ジンを1:1:1の比率で作るスタイル。アレンジとして使用されることも多い。
- ドライ (Dry)
甘さを抑えたスタイルや材料を指します。例: ドライベルモット、ドライジン。
- マラスキーノチェリー (Maraschino Cherry)
カクテルの装飾に使われる甘く漬け込まれたチェリー。「マティーニ」や「マンハッタン」によく使われます。
- フレア (Flair)
火を使った演出や装飾。特にバーテンダーのパフォーマンスで視覚的な魅力を加えるために使われます。
- スキン (Skin)
レモンやオレンジの皮を厚めに剥いたもの。香り付けや装飾に使います。
- クラリファイ (Clarify)
ジュースや液体をろ過し、透明にする技術。高級感のある見た目と味わいを実現します。
- ブレンディング (Blending)
異なる種類のスピリッツやリキュールを組み合わせ、独自のフレーバーを作る手法。
- カーボネーション (Carbonation)
液体に炭酸を加える技術。カクテルに泡を含ませて新鮮な感覚を与えます。
- エッグホワイト (Egg White)
カクテルの滑らかさと泡立ちを増すために使用される卵白。「ウイスキーサワー」などで使用されます。
- ダッシュ (Dash)
ビターズやシロップをほんの少量加える際に使う単位。
- リンス (Rinse)
グラスに香り付け程度にリキュールを少量注ぎ、残りを捨てる技術。
- チェイサー (Chaser)
強いアルコールの後に飲む、味を中和させるための飲み物。水やソフトドリンクが一般的です。
- スプリッツァー (Spritzer)
ワインにソーダを加えた軽やかなカクテル。爽快な飲み口が特徴です。
- カクテルスティック (Cocktail Stick)
オリーブやチェリーを刺して飾るためのピック。
- コリンズグラス (Collins Glass)
ロングドリンクを提供するための背の高いグラス。「トムコリンズ」で使用されます。
- ピルスナーグラス (Pilsner Glass)
スリムで背の高いグラス。スパークリングや炭酸系カクテルに適しています。
- スワップ (Swap)
ある材料を別の材料で置き換えてアレンジする技法。
- バッチング (Batching)
大人数向けに大量のカクテルをあらかじめ作り置きする技術。イベントやパーティーで使用されます。
カクテル用語の解説4
- アップ (Up)
カクテルを冷却してから氷を取り除き、ストレートにグラスに注ぐスタイル。「アップでお願いします」という注文時に使われます。
- ロングドリンク (Long Drink)
炭酸やジュースで割った、量が多いカクテルのこと。「ジントニック」や「ラムコーク」が例。
- ショートドリンク (Short Drink)
ストレートで飲む少量のカクテル。「マティーニ」や「ギムレット」が代表。
- バーライム (Bar Lime)
瓶詰めされたライムジュースのこと。生ライムの代用品として使用。
- フロステッドグラス (Frosted Glass)
グラスの外側に霜が付くよう冷凍しておく手法。冷たいカクテルを提供する際に使用。
- モクテル (Mocktail)
アルコールを含まないカクテル。ノンアルコール飲料で作られ、アルコールフリーの選択肢として人気。
- ピッチャー (Pitcher)
複数人分のカクテルを一度に作る際に使用される大きな容器。「サングリア」や「モヒート」などで使われます。
- テイスティングスプーン (Tasting Spoon)
味見をするための小さなスプーン。カクテルのバランスを確認する際に用いられます。
- ストーン (Stone)
冷却目的で使用する非溶解性のアイスキューブ。溶けないため味が薄まらない。
- カクテルリング (Cocktail Ring)
グラスの縁に塩や砂糖を付けた部分を指します。「グラスリム」と同義。
- バンブースティック (Bamboo Stick)
バンブー素材で作られたカクテル用のピック。ガーニッシュを固定するために使われます。
- ディルート (Dilute)
カクテル作りで氷を溶かし、意図的に希釈すること。飲みやすさや味の調和を図ります。
- レイヤー (Layer)
カクテルを層状に作る技法。比重の違いを利用して美しい見た目を演出します。
- クラリティー (Clarity)
カクテルの見た目の透明度を指します。美しい見た目が求められる際に重視されます。
- スピリットフォワード (Spirit Forward)
スピリッツの風味を前面に出したカクテル。「マティーニ」や「オールドファッションド」が典型例。
- ドライシェイク (Dry Shake)
氷を使わずに材料をシェイクする技法。卵白を使用したカクテル(例: 「ウイスキーサワー」)で泡立ちを良くするために行います。
- ウェットシェイク (Wet Shake)
氷を入れて材料をシェイクする一般的な方法。ドライシェイク後に行われることもあります。
- マリネード (Marinade)
フルーツやハーブをリキュールに漬け込み、風味を移す技術。
- フローズン (Frozen)
氷と材料をブレンダーで撹拌して、シャーベット状に仕上げるカクテル。「フローズンマルガリータ」などで使用。
- シュガーハット (Sugar Hat)
グラスの縁に砂糖を山状に盛りつけた装飾。カクテルを甘く彩ります。
カクテル用語の解説5
- アフターシェイク (After Shake)
カクテルを注ぐ前に、軽く追加でシェイクする技法。香りやバランスを整えるために行われます。
- オーバープア (Overpour)
予定より多くアルコールを注いでしまうこと。バランスに注意が必要です。
- バックバー (Back Bar)
バーカウンターの後ろにある棚で、ボトルやグラスがディスプレイされています。
- バースプーン (Bar Spoon)
スターリングや計量に使う長い柄のスプーン。
- ビーター (Beater)
泡立て器の一種で、卵白やクリームを泡立てる際に使用。
- ベルモット (Vermouth)
ワインをベースにハーブやスパイスで風味を付けた酒。「マティーニ」などに使用されます。
- スワールスティック (Swirl Stick)
ドリンクを軽く混ぜるための細い棒状の道具。
- エッセンス (Essence)
フルーツやハーブから抽出した濃縮された香りや風味。
- アペリティフ (Aperitif)
食前酒として提供される軽いアルコール飲料。
- ディジェスティフ (Digestif)
食後酒として提供される濃厚なアルコール飲料。
- ブランディング (Branding)
特定のブランドの材料を使用して作るカクテル。
- ディストリビューション (Distribution)
材料を均一に分散させるためのスターリング技術。
- スモーク (Smoke)
ウッドチップや香り付け用の素材を燃やしてスモーキーな香りをカクテルに加える技術。
- ゼスト (Zest)
柑橘類の皮を削り取り、香り付けに使用する。
- フレームド (Flamed)
オレンジピールやスピリッツに火を付け、香りを引き立てる技術。
- フレッシュ (Fresh)
搾りたての果汁や生のハーブを使うこと。
- ブラッシュ (Brush)
グラスや材料に香りや液体を薄く塗る技法。
- ペアリング (Pairing)
カクテルと料理を組み合わせることで、それぞれの味を引き立てる手法。
- スプリッツ (Spritz)
軽く泡立つスタイルのカクテル。「アペロールスプリッツ」が代表例。
- グラスウェア (Glassware)
カクテルを提供するための特定の形状のグラスの総称。
カクテル用語の解説6
- フルーティ (Fruity)
果物の香りや味わいが強いカクテルを表現する言葉。
- スパイシー (Spicy)
スパイスの風味が特徴のカクテル。
- アジテーション (Agitation)
氷を動かしながらスターリングする技術。
- ブレーカー (Breaker)
シェイカーとグラスの間にできる真空を解除するテクニック。
- プーリング (Pooling)
材料が混ざらずに層状になる現象。意図的に活用されることも。
- リストレーション (Restoration)
飲む前にカクテルを落ち着かせ、風味を整える時間を設けること。
- パルプ (Pulp)
果汁を絞る際に残る果肉。カクテルに食感を加える場合に使用。
- ビーディング (Beading)
グラスの内側に泡が均等に付着する現象。
- ナパリング (Napering)
グラスの縁に液体が薄く残る現象で、カクテルの濃度を示す。
- フィルターリング (Filtering)
材料を徹底的にろ過して透明度を高める技術。
- ベンチマーク (Benchmark)
特定の味わいやスタイルを基準にするカクテル。
- スティープ (Steep)
材料を液体に漬け込み、風味を抽出する技法。
- チャージング (Charging)
炭酸ガスを直接材料に注入する技術。
- フリーズドライ (Freeze Dry)
フルーツやハーブを乾燥させ、装飾や風味付けに使う技術。
- サーブウェア (Serveware)
カクテルの提供時に使用する器具や装飾全般。
- バースコア (Bar Score)
バーでの提供スピードや技術を評価する基準。
- プレプロ (Pre-pro)
カクテルの準備段階で材料を先に仕込む作業。
- カーボニック (Carbonic)
炭酸ガスを利用した発泡性のカクテル。
- ミルキー (Milky)
乳製品を使ったカクテルの特徴を表現する言葉。
- スローフロー (Slow Flow)
注ぐスピードを意図的に遅くし、層や香りをコントロールする技術。
カクテル用語の解説7
- ワークフロー (Workflow)
カクテル作りやバーでの動線を効率的に設計する方法。
- セグメント (Segment)
フルーツを特定の形に切り分ける技法。
- テンパリング (Tempering)
材料の温度を整え、最適なバランスにする作業。
- カスタマイズドリンク (Customized Drink)
ゲストのリクエストに応じて作られるオリジナルカクテル。
- インフューズ (Infuse)
ハーブやフルーツをアルコールに漬け込み、風味を移す技術。
- リミングツール (Rimming Tool)
グラスリムを簡単に作るための専用器具。
- アロマティック (Aromatic)
香りの要素が強調されたカクテル。
- サングリア (Sangria)
ワインをベースに果物やジュースを加えたドリンク。
- サンドイッチガーニッシュ (Sandwich Garnish)
フルーツやハーブを層状に挟んで装飾する技術。
- ナイトキャップ (Nightcap)
寝る前に飲むためのカクテルやアルコール飲料。
- シーズナル (Seasonal)
旬の食材を使用したカクテル。
- スパークリングカクテル (Sparkling Cocktail)
シャンパンやスパークリングワインを使ったカクテル。
- リキッドサラダ (Liquid Salad)
野菜をベースにしたカクテル。「ブラッディメアリー」が代表例。
- ディル (Dill)
カクテルの装飾や香り付けに使われるハーブ。
- カービング (Carving)
フルーツや氷を彫刻して装飾する技術。
- マイクロフォーム (Microfoam)
ミルクやクリームを細かく泡立てた状態。「アイリッシュコーヒー」などで使用。
- ダスト (Dust)
材料の表面に粉砂糖やココアパウダーを振りかける技法。
- ドリップ (Drip)
少量ずつ液体を垂らして風味を調整する技術。
- ロール (Roll)
材料をグラスとシェイカーの間で行き来させて混ぜる方法。
- マキシング (Mixing)
複数のスピリッツやリキュールを均一に混ぜ合わせること。
これだけは知っておきたいプロフェッショナルな用語
カクテルやバーに関する重要な追加の用語で、特に知っておくと役立つものを厳選しました。これらは、プロフェッショナルな場面やこだわりのカクテル作りで特に注目される用語です。
- セカンドポア (Second Pour)
カクテルを注ぐ際に、最初の注ぎを終えた後で少量追加する技術。層やバランスを調整する際に使われます。
- アブサンリンス (Absinthe Rinse)
アブサン(Absinthe)をグラスの内側に回して香り付けをする技法。カクテル全体にスパイシーでハーバルなアクセントを加えます。
- ネックポア (Neck Pour)
ボトルの首元から注ぐ方法で、風味が最も新鮮な部分を取り出すことを意味します。
- クラフトアイス (Craft Ice)
透明度が高く、美しい形状の氷。溶けにくく、カクテルの見た目と温度を保つ重要な要素です。
- オールドトムジン (Old Tom Gin)
現代のドライジンよりも甘みが強い伝統的なジン。クラシックなカクテル「トムコリンズ」などで使用されます。
- ハウスシグネチャー (House Signature)
特定のバーが開発したオリジナルカクテルのこと。その店のアイデンティティを象徴します。
- ハンドクラフト (Hand-Crafted)
完全に手作業で作られたカクテルやスピリッツ。品質や独自性が重視されます。
- ファーストプレス (First Press)
ライムやレモンを搾る際に、最初に出てくる最もフレッシュな果汁。
- キュレーション (Curation)
カクテルの材料やスタイルをテーマに合わせて選び抜くこと。特別なイベントやメニューでよく行われます。
- ナイトキャップカクテル (Nightcap Cocktail)
一日の終わりに楽しむためのリッチで濃厚なカクテル。リキュールやウイスキーをベースにすることが多いです。
- トワール (Toile)
グラスの中で材料を軽く回転させて香りを引き出す技術。
- チャコールインフュージョン (Charcoal Infusion)
活性炭をアルコールに加えて風味や色を調整する技法。ユニークな見た目とクリーンな味わいを生み出します。
- レッドスナップ (Red Snap)
新鮮なフルーツや材料が目立つカクテルを指します。視覚的にも楽しめることを重視。
- リクレアリング (Re-Clearing)
作り置きしたカクテルを再び透明化するプロセスで、特にイベント用のドリンクに適用されます。
- ミクロガーニッシュ (Micro Garnish)
小さな食用花やハーブを使った繊細な装飾。カクテルに上品さを加えます。
- カクテルの文法 (Cocktail Grammar)
カクテルの構成や比率、バランスを理論的に分析する考え方。プロフェッショナルのメニュー設計に欠かせません。
- モレキュラーミックス (Molecular Mix)
科学的な技法を用いて、食感や形状を変化させたカクテル作り。「スフェリフィケーション」や「エスプーマ」が含まれます。
- インサイトカクテル (Insight Cocktail)
材料の背景やストーリーを語ることで、より深い体験を提供するカクテル。教育的な要素を含むこともあります。
- アジャスタブルレシピ (Adjustable Recipe)
好みに応じて調整可能なカクテルレシピ。甘みや酸味を調節して提供します。
- プレオープンスタイル (Pre-Open Style)
オープン前のバーで、限定的に提供される試作カクテルや特別なメニュー。
カクテル小辞典(豆知識)一覧
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