🍸 はじめに
ハンキーパンキー(Hanky Panky)は、ドライジンとスイートベルモットにフェルネット・ブランカを加えたクラシックカクテル。スイートベルモットの甘さとフェルネット・ブランカのほろ苦いハーブの風味が絶妙に組み合わさり、深みのある味わいが特徴です。
このカクテルは、苦味と甘味のバランスが素晴らしく、 マティーニのように洗練されながらも、ネグローニのようなスパイシーな刺激を持つ、まさに大人のための一杯です。
今回は、このハンキーパンキーの歴史や誕生秘話、そして美味しく作るためのレシピをご紹介します!
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📖ハンキーパンキーの歴史と誕生秘話
ハンキーパンキーは、1920年代のロンドンにある「サヴォイ・ホテル」のアメリカン・バー の伝説的バーテンダー エイダ・コールマン(Ada “Coley” Coleman) によって生み出されました。
彼女は、当時の名俳優 サー・チャールズ・ホートリー のために新しいカクテルを考案しました。そして完成したカクテルを試飲したホートリーが、思わず「By Jove! That is the real hanky-panky!(おお、これはまさにハンキーパンキーだ!)」と叫んだことが名前の由来となっています。
“Hanky Panky” とは、当時のスラングで 「魔法のような、魅惑的なもの」 という意味を持ち、このカクテルの不思議な魅力を表しています。
🍸ハンキーパンキーのレシピ
材料(1杯分)
- ドライジン:45ml
- スイートベルモット:45ml
- フェルネット・ブランカ(ハーブリキュール):7.5ml
- オレンジピール(香り付け用):1片
- 氷:適量
作り方
- ミキシンググラスに氷を入れ、ドライジン、スイートベルモット、フェルネット・ブランカを注ぐ。
- バースプーンでしっかりステアし、十分に冷やす。
- ストレーナーを使って、冷やしたカクテルグラス(クープグラス)に注ぐ。
- オレンジピールをグラスの上でひねって香りを移し、飾る。
ジンのシャープなボタニカルの風味、スイートベルモットの甘さ、フェルネット・ブランカのほろ苦さが複雑に絡み合い、奥深い味わいを生み出すカクテル。
ポイント- **フェルネット・ブランカは少量でもしっかりとした苦味を持つ** ため、分量を調整すると味の印象が変わる。
- **オレンジピールの香りが全体を引き締める** ため、仕上げにしっかり絞るのがポイント。
- ベルモットは**赤(スイート)を使用** することで、ジンのシャープさとフェルネットの苦味をバランスよくまとめる。
- ステアをしっかり行うことで、スムーズな口当たりに仕上がる。
- 辛口のジン(ロンドン・ドライ・ジン)を使うと、よりキリッとした大人の味わいに。
📝 まとめ
ハンキーパンキーは、ジンとスイートベルモットのまろやかな甘さに、フェルネット・ブランカの独特の苦味がアクセントを加えた、クラシックで洗練されたカクテル。
マティーニやネグローニが好きな方には特におすすめ で、食前酒としても最適です。ぜひ、伝説の女性バーテンダーが生み出したこの魅惑のカクテルを試してみてください!🍸✨
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