🍹 はじめに
ラスト・ワード(The Last Word)は、ジンをベースに、マラスキーノリキュール、ライムジュース、そしてシャルトリューズ・ヴェール(グリーン・シャルトリューズ)を等量でシェイクした、バランスの取れたクラシックカクテルです。シャルトリューズの複雑なハーブの風味と、マラスキーノの甘さ、ライムの酸味が絶妙に調和し、爽やかでありながら奥深い味わいを楽しめます。
ラスト・ワードは、名前の通り「最後の一言」を意味し、個性的でインパクトのある味わいを持つことから、会話の締めくくりや特別なシーンにふさわしいカクテルとして知られています。
今回は「ラスト・ワード」の作り方を詳しく解説していきます。
上級者向けカクテルに興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね✨

📖ラスト・ワードの歴史と誕生秘話
ラスト・ワードは、1910年代にアメリカ・デトロイトのアスレチック・クラブ(Detroit Athletic Club)で誕生したカクテルです。1916年にはカクテルメニューに掲載されており、禁酒法時代の前後にはすでに広く知られていました。
しかし、禁酒法の影響や時代の流れとともに一度忘れ去られたものの、2004年にシアトルのバー「Zig Zag Café」のバーテンダー、マーレイ・ストンソン(Murray Stenson)によって再発見され、再び人気を博しました。彼がこのカクテルを提供し始めたことで、アメリカのクラシックカクテル復興の一翼を担い、多くのバーテンダーやカクテル愛好家の間で再評価されました。
現在では、クラシックカクテルの一つとして世界中のバーで提供されており、特にシャルトリューズを使ったカクテルの中でも代表的な存在となっています。
ラスト・ワード・レシピ
ハーブと柑橘、甘みと酸味のバランスが完璧なクラシックカクテル。
材料
- ロンドンドライジン:22.5ml
- グリーン・シャルトリューズ:22.5ml
- マラスキーノリキュール:22.5ml
- ライムジュース(フレッシュ推奨):22.5ml
- 氷:適量
- ライムツイスト(飾り用、お好みで):1片
作り方
- シェイカーに氷を入れ、ジン、グリーン・シャルトリューズ、マラスキーノリキュール、ライムジュースを等量加える。
- しっかりとシェイクする。
- ストレーナーを使い、冷やしたカクテルグラスに注ぐ。
- お好みでライムツイストを飾って完成。
すべての材料を等量にすることで、バランスの取れた味わいが生まれる。シャルトリューズのハーブの香りを活かすため、シェイク後はしっかり冷やすのがポイント。
ポイント- ジンはロンドンドライジンを使用すると、スッキリとした仕上がりに。
- グリーン・シャルトリューズは甘さとハーブの強さが特徴なので、他の材料としっかり混ざるようにシェイクを丁寧に行う。
- マラスキーノリキュールの甘さを抑えたい場合は、ライムジュースの量を微調整して酸味を引き立てるのも◎。
- 仕上げにライムツイストを軽く絞ると、柑橘の香りがより引き立ち、爽やかさが増す。
- 甘さを控えめにしたい場合は、シャルトリューズの量を少し減らしてジンを増やすアレンジも可能。
✨ まとめ
ラスト・ワードは、100年以上の歴史を持つクラシックカクテルであり、ジンのキレ、シャルトリューズのハーブの香り、マラスキーノの甘み、ライムの酸味が見事に調和した、洗練された一杯です。
その名の通り「最後の一言」を飾るにふさわしいカクテルで、飲むたびにその奥深い味わいに魅了されることでしょう。クラシックカクテルが好きな方はもちろん、シャルトリューズを使ったカクテルを試してみたい方にもおすすめです。
ぜひ、自宅で作って、その絶妙なバランスを楽しんでみてください!
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