🍹 はじめに
ハンク・ピンキ(Hank Panky)は、ロンドンドライジンをベースに、スイートベルモットとフェルネット・ブランカを組み合わせた、奥深い味わいのクラシックカクテルです。シンプルなレシピながら、フェルネット・ブランカのビターでハーブの効いた風味がアクセントとなり、甘みと苦みのバランスが絶妙な一杯。
もともとはイギリス・ロンドンの「サヴォイ・ホテル」で働いていた伝説の女性バーテンダーエイダ・コールマン(Ada Coleman)によって考案されたカクテルで、その完成度の高さから100年以上にわたって愛され続けています。スムースで複雑な味わいがあり、特にカクテル上級者におすすめの一杯です。
今回は「ハンク・ピンキ」の作り方を詳しく解説していきます。
上級者向けカクテルに興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね✨
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📖ハンク・ピンキの歴史と誕生秘話
このカクテルが誕生したのは1903年頃。ロンドンの高級ホテル「サヴォイ・ホテル」の**「アメリカン・バー」で働いていたエイダ・コールマンが、当時の人気舞台俳優サー・チャールズ・ホーソーン**のために作ったとされています。
彼は「何か、パンチの効いた特別なカクテルを作ってくれ」と依頼し、エイダはジンとスイートベルモットをベースに、少量のフェルネット・ブランカを加えたカクテルを考案。そのカクテルを飲んだチャールズが「By Jove! That was a Hanky Panky!(なんてこった、これは最高だ!)」と叫んだことから、**「Hanky Panky(ハンク・ピンキ)」**という名前がついたと言われています。
このカクテルは後に「サヴォイ・カクテルブック」に掲載され、現在でも世界中のバーで提供されるクラシックカクテルの一つとなっています。
ハンク・ピンキのレシピ
ジンのシャープな味わいに、スイートベルモットの甘み、フェルネット・ブランカの苦みとスパイスが調和した、大人のための一杯。
材料
- ロンドンドライジン:45ml
- スイートベルモット:45ml
- フェルネット・ブランカ:2ダッシュ(約5ml)
- オレンジピール(香り付け用):1片
- 氷:適量
作り方
- ミキシンググラスに氷を入れ、ジン、スイートベルモット、フェルネット・ブランカを加える。
- バースプーンを使い、しっかりとステア(かき混ぜる)。
- ストレーナーを使って、冷やしたカクテルグラスに注ぐ。
- オレンジピールを軽くひねって香りを移し、グラスの縁にこすりつける。
- オレンジピールをグラスに飾って完成。
ステアする際は、氷を溶かしすぎず、適度な冷却と希釈を行うことがポイント。フェルネット・ブランカの苦みが際立つので、最初は少なめに入れて調整するのも◎。
ポイント- ジンはロンドンドライジンを使用すると、すっきりとした味わいに仕上がる。
- スイートベルモットは甘みとハーブのバランスが良いものを選ぶと、よりリッチな風味に。
- フェルネット・ブランカは独特のビターな風味があるため、好みに応じて量を調整可能。
- オレンジピールを軽く絞ることで、柑橘の爽やかな香りが加わり、より上品な仕上がりに。
- ストレートな味わいを楽しむため、氷なしのカクテルグラスで提供するのが基本。
✨ まとめ
ハンク・ピンキは、100年以上の歴史を持つクラシックカクテルで、ジンのキレのある風味とスイートベルモットの甘み、フェルネット・ブランカのスパイシーな苦みが絶妙に調和した、洗練された一杯です。
このカクテルは、その名前の通り「パンチの効いた味わい」が魅力。フェルネット・ブランカの苦みがアクセントとなり、他のジンカクテルとは一線を画す独特の味わいを楽しめます。
クラシックなカクテルが好きな方や、少し変わった味わいを求める方におすすめ。ぜひ、自宅で試して、100年以上愛され続ける伝統の味を体験してみてください!
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